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中高年が命を守る災害への備え23~①

こんにちは。株式会社Ray of lightの木村です。
今日は高齢者のに向けた防災の記事をご紹介します。
高齢者の方に特に備えて頂きたいことがわかりやすくまとめられています。
長いので2部作でお送りします☺

災害時にけがをしないための備えとは?

少子高齢化が進む日本で、災害時に、個人や家庭、地域でどう対応するか。今、それは大きな課題となっています。そして、最も命の危険にさらされるのが60歳以上の世代。東日本大震災の年齢別死亡率(下グラフ)では、60歳以上の死亡率は約65%にも上りました。


三平さんは、「年齢を重ねると自分で思うよりも体が動かず転倒したり、とっさの動きがとれなかったりする可能性が高まります。日頃からするべきことは、けがをしないための備えです」と強調します。


「けがをすれば入院して体が弱まるなど災害関連死にもつながります。すべての部屋を完璧に対策できなくても、最も時間を過ごす寝室や台所など優先順位を決め、家具の固定や物を減らすなど工夫をしましょう」


さらに、若い世代との大きな違いは、気力。「災害時、非日常の状況に対応する気力と、再び生活を立て直す気力が弱まってしまうという声を聞きます。だから若い世代以上に被災後の食事、生活環境など、できる限り維持できる対策を考えることが大切です」

東日本大震災で岩手県・宮城県・福島県における死者・行方不明者のおよそ3分の2が60歳以上の人たち。大規模災害での人的被害は、高齢者に集中している事実を受け止め、対策を立てる必要があります(参考:平成23年「防災白書」)

ー風水害の備えは、警戒レベルでどう行動するか決めておくことー

近年、増え続ける風水害。三平さんは、「台風などの風水害は予測可能なことが多いです。今年から取るべき避難行動を示した警戒レベルが出るようになりました。レベル3で高齢者などの避難開始、レベル4は全員避難が原則です。自分と家族がいつどう行動するか決めておくことが、命を守る鍵になります」と言います。
次に紹介する、23の備えを確認しておきましょう。


命を守るための防災対策:日頃の備え編

■ハザードマップを使って、自分の家の災害リスクを把握する

まず、ハザードマップで自分の住む地域の災害リスクを把握しましょう。各市町村の窓口やホームページ、国土交通省のハザードマップポータルサイトで災害種別に情報公開されています。


まず一番は、けがの防止。家具、食器棚、冷蔵庫などの固定を

災害時、けがをしないことが高齢者の命を守ります。大きな家具、冷蔵庫などは固定したり、食器が飛び出さないようストッパーを付けたり低い家具にしたり対策を。


電化製品の周りに可燃物を置かないなど地震火災から身を守る

地震後の火災の一番の原因は、「暖房器具の転倒」や「通電火災」など電気器具による出火。停電後、電気が復旧した際に破損した電気コードなどから発火することも。電化製品の周りに可燃物を置かないようにし、避難時はブレーカーを落として。

寝室のどこに危険が潜んでいるか、寝転んで想像し、物の配置を考える

頭上にランプなど倒れる恐れのある物やガラス製の物はないか、眼鏡や携帯など必需品は枕元にあるか、大きな本棚などは置かないなど、寝転がって発生から避難までイメージして物を配置しましょう。

もし被災しても生活できる場所を一部屋は確保する

地震で家は崩れなくても、足の踏み場がなく生活できる部屋がない場合も。家具の少ない部屋など一部屋を被災時の生活スペースとして想定し、余計な物は置かないなど対策を。

食べたい物は、季節によって違う。食べ慣れているものを常備しておく

災害時は買い物が困難になるため備蓄は必須。夏と冬など季節によって食べたいと感じる食事は変わるので見直しを。主食に加え、たんぱく質がとれる缶詰や野菜ジュースなど食べ慣れたものを。

飴などの甘い物、飲み物は、普段から持ち歩く

食事が取れない状況になっても、水と最低限の糖分があれば、しばらくはしのげます。外出時はペットボトルと、飴やチョコレートなどを、なるべく携帯しましょう。

現金、身分証、薬などすぐ持ち出せるようまとめておく

災害時ははクレジットカードなどが使えない場合があるため、最低限の現金と、身分証、常備薬などまとめて持ち出せるようにしておきましょう。

■家族との安否確認方法を決め、「災害用伝言ダイヤル」も試してみる

災害時は電話回線が混み合いますが、SNSやショートメールは機能している場合があるため、事前に家族で話し合いを。毎月1日・15日に開局される「災害用伝言ダイヤル171」を試すのも手です。

ー災害発生時に、安全な判断をするための備えー


警戒レベルのどの段階でどう行動するか、決めておく

風水害では事前に情報を得て避難することが重要。発表される警戒レベルに注目し、レベル3で高齢者などは避難開始、警戒レベル4では全員が避難と覚え、どう行動するか決めておきましょう。

風水害時、いつ誰が何をするか、時系列で整理するのもおすすめです。

風水害では、水平避難か、垂直避難か、想定しておく

風水害の避難では今いる場所から離れて安全な場所に行く水平避難と、同じ建物内で上層階へ避難する垂直避難があります。場所や状況によって適切に動けるよう想定を。

「誰でもできるわが家の耐震診断」で、自宅の耐震性を把握する

インターネットでも確認できる日本建築防災協会の「誰でもできるわが家の耐震診断」。「増築したことは?」「大きな吹き抜けの有無」などの質問に答えていくと危険度が確認できます。

②へ続きます☞

ハルメクWEBより引用https://halmek.co.jp/life/c/relief/2476

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